2016年2月26日金曜日

GILERA VXR200 DNA180 エンジンスワップ

ジレラ ランナー VXR200のエンジンを
DNA180に移植しようと

ヤフオクで
VXR200のエンジンを買った。
キャブも付いて1まん5千円

説明には
6万キロのエンジンなので
バルブのノイズ
を少し吐くらしい。

ちょっとメンドウに
お金だしてしまったかも。

DNA180のエンジンは
ピアジオ リーダーエンジン180ccで

VXR200はそのボアを3mm程度
広げて200ccにしたもの

20ccの差は、およそ1馬力。

奥の台に載ってるのがVXR200のエンジン

ヘッドを開けてみる

6万キロの割にはキレイで
オイル交換はしていたようだ


タペットのクリアランスは0.3mmもあったので
エンジンはカチャカチャ音をたてるはず。
隙間調整をしておく


VXR200のエンジンは
DNA180にそのまま
載るのか?

 そのまま載る
タイヤサイズが違うため
ファイナルギアの減速比が異なるはずで
ギアボックスを開けて
確認してみる

うへ!
DNA180のギアのほうが鉄粉で真っ黒
2つのエンジンの
ギア山を根気よく数えてみたところ
やっぱり、ギア比が違った


数字は歯数で矢印はセカンダリのプーリー回転で
ランナーVXR200は12インチタイヤ
DNA180は14インチタイヤ


このギア数を見ただけで
減速比が分かる人は変態である。
分かりやすいようにExcelで表にまとめてみた


プーリーは等速とした回転数での
スピードとして見て欲しい
実際の速度とは異なる。
左からエンジン回転、ドライブシャフト回転、スピード。
スピードはタイヤサイズで計算した。


ギアはそのままで
VXR200のエンジンは
DNA180にそのまま
載るのか?



ギア比は近いので
交換せず
そのまま流用できそうだが
決定的に違いが・・

ドライブシャフトの太さが違う

DNA180のドライブシャフトは25mm
ランナーVXRは29mm
なので
ギア(ドライブシャフト)も交換する必要がある

ギアボックスのパッキンは純正の紙製は
分解時に破れるので事前購入がオススメ

エンジンハンガーは水が入りやすく
ベアリングが錆びている可能性が高い
(おもいっきりサビていた)
キレイにしてグリスアップしよう


まとめると

・VXR200のエンジンはDNAに載る     
・ギヤはシャフト径が違うのでスワップする

でした。





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